2013年9月29日日曜日

【トラベル】みかん最中


浜名湖周辺を車で走っていると、うなぎ料理の看板やみかん狩りの看板を多く見かけました。

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三ヶ日のJAのそばのショッピングセンターでは、三ヶ日みかんのマスコットキャラクター「ミカちゃん」がお出迎えをしてくれます。

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町をあげて三ヶ日みかんを応援していることがわかります。私たちが訪れたこの日は、残念ながらみかんはまだ早く青々とした実をつけていました。

道路脇の「みかん最中」と書かれた看板が気になり、出かけてみました。

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入河屋さんという和菓子屋さんでした。

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これがみかん最中です。このお店の看板商品です。みかんの形をしています。

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爽やかなみかんの香りがするあんこが入っています。つぶあんがぎっしりと詰まった最中も美味しいですが、このみかん最中もなかなかいけます。

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続いてショッピングセンターで売っていたみかんソフトです。みかんわらび餅もあるようです。

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みかんの香りを放つみかんソフトは、とても美味しかったです。

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ほかにもみかんをアピールしたお菓子がいろいろ売っていました。みかんチップスが気になりました。形がみかんの輪切りの形になっているのかしら。

みかんの時期にまた訪れて甘いみかんを1箱買って帰りたいです。りんごや柿も美味しいのですが包丁を使わないといけません。みかんだとお皿も包丁もいりません。しかもビタミンCがたっぷりで風邪予防にも美容にもいいところが嬉しいです。

【トラベル】天浜線に乗りました


浜名湖の宿泊ホテルです。

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外観はちょっとガッカリしますが、部屋は広くて快適です。

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部屋の前には湖が広がり、景色は最高です。夕食に食べたうなぎは美味しくて大満足でした。

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朝陽が上り、湖面が金色に輝きました。

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BSで「あまちゃん」の最終回をしっかり視聴した後、朝食にむかいました。レストランからも湖が見えます。今日の予定は、「あまちゃん」にでてくる北三陸鉄道によく似ている天浜線に乗って、「日本の原風景に出逢う旅」を体験します。


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三ヶ日駅から天竜二俣駅を目指します。この三ヶ日駅は、昔ながらの懐かしい駅舎です。母方の祖母の家に行くときは列車を利用したのですが、駅はこんな感じの駅でした。

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こんなツアーに参加しました。転車台を初めて見ました。

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車窓から浜名湖を眺めたり、田園風景や線路脇に群生する真っ赤な彼岸花を眺めながら天浜線の旅を楽しみました。


2013年9月27日金曜日

【トラベル】浜名湖にきています


浜名湖の湖畔をサイクリングしました。

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湖のすぐそばにサイクリングロードがあるので、浜名湖の風景を楽しみながら自転車を走らせました。

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2013年9月26日木曜日

【朝ドラ】あまちゃん 「おらたち、熱いよね!」


毎朝、楽しみに視聴している「あまちゃん」も残すところあと2回になってしまいました。

ラストに向かってドラマは進んでいます。

今日の放送で薬師丸ひろ子さんの澄んだ歌声が流れました。本当に素敵でした。


この番組の大ヒットは薬師丸さんの力もまた大きいと確信しています。

出演者全員が見事に役にはまっています。さすが宮藤官九郎さんです。


2013年9月25日水曜日

【自転車】久しぶりのポタリング


秋分の日、ポタリングに出かけました。

真夏の休日ウォーキングやポタリングは、朝6時半頃に出発していましたが、最近は秋の気配も感じられるようになったので、もう少しゆっくり出発しても暑さにやられることはないと考え、9時出発でした。

まずは1時間程自転車を走らせ、娘と喫茶店で待ち合わせです。

娘もまた自転車に乗ってやってきました。

小一時間、娘とお茶を飲み、その後お互いに自宅に向かって自転車を走らせました。

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秋の気配濃厚だというのに大きなヒマワリが咲いていました。ヒマワリは夏の強い陽射しが似合います。秋空の下のヒマワリはどことなく力強さが感じられません。ヒマワリの近くにはコスモスが咲いていました。

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まだまだこれからという開花状況です。

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昨年ウォーキングの途中で川の両岸に群生しているコスモスを見つけました。これは本当に見事でした。

あと一週間もすれば10月です。

外に飛び出すにはいい季節になります。

休日には張り切ってウォーキングやポタリングに出かけたいと思います。

2013年9月24日火曜日

【スペイン】ZARAでファスナーTシャツを買いました


今日は朝から暑かったのでスペインで買ってきたZARAのファスナーTシャツを着ました。


これのネイビーです。日本でも店舗はありますが買ったことはありませんでした。

スペインに行ったらスペインブランドのZARAで服を買ってこようと行く前から考えていました。

旅行4日目、セビリアでの自由時間にZARAを見つけました。

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暑い日だったのでまずカフェで休憩してから、ブランド店が立ち並ぶ商店街を歩いてみました。

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通りを歩いていくと靴のお店がありました。スペインブランドのカンペールのお店があり、お客さんで賑わっていました。どんどん進んで行くとZARAがありました。

スペイン語の発音では「サラ 」と濁らずに読むのだとガイドさんが教えてくれました。

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店内は夏物売り尽くしのような商品が入り口近くにたくさん置かれており、その中から自分にも着れそうなものをぱぱっと選びました。

手に持ったのはいいのですがサイズが日本人には大きいような気がして、SとMの両方を持ってレジに並びました。

レジのスペイン美人に「どちらのサイズがいいかしら?」と身振り手振りで聞くと、私の全体を見回し、「Mがいいですよ。」と判定されました。

着こなし方もスペイン語でアドバイスしてくれました。

今日着てみると肌触りがよく、袖も少し長めなので長袖の時期まで後数回は着れそうです。

価格もリーズナブルだったので娘たちにも買ってくればよかったです。





2013年9月23日月曜日

【iOS7】iPhone4sをiOS7にアップデート


iPhone4sをiOS7にアップデートしました。(正確には夫にしてもらいました。)


どこが変わったのかはまだよく分かりませんが、ホーム画面の印象が変わりました。

画面の下から上へスワイプすると「コントロールセンター」が出てきます。どうやらこれは機内モードにさっと変更できたり、カメラや電卓のアプリの起動が一瞬に操作できる便利なものだそうです。

アップルのサイトでiOS7について調べてみると、次のように紹介されていました。

使いやすいインターフェイス。驚きの機能。セキュリティを重視した設計。iOS 7はiPhone、iPad、iPod touchの基盤です。見た目も、動きも美しいデザインは、とても単純な操作ですら夢中にさせてしまいます。また、iOS 7は、Apple製ハードウェアに内蔵されている先進テクノロジーを最大限活用するように設計されています。
つまり、使い始めたその日から、あなたのデバイスは何年も先を行くのです。

iPhoneは使っているものの「インターフェイスって何?デバイスって何?」という乏しい知識の私なので、そのたびにYahoo!知恵袋で調べることになります。

世界で最も先進的なモバイルOSという謳い文句のiOS7にアップデートをしたのですから、あれこれさわってみて慣れていこうと思います。

慣れて使いこなしたと思った途端、新しい商品が現われてついていくのが大変です。

勉強だと思って頑張ります!





【フランス】マリ・アントワネット


NHK BSプレミアムの「ザ・プロファイラー、マリ・アントワネット」を見ました。

夕方、何気なくテレビをつけると、パリのコンコルド広場に立っている岡田准一さんが映し出されました。

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このオベリスクのある広場に数年前行きました。自分が訪れた場所がテレビに映し出されると嬉しくなります。フランス革命の時、王妃マリ・アントワネットはここで処刑された場所だと岡田さんが紹介していました。

押し寄せる群衆の目の前で一国の王妃が処刑されるなんて事情はともあれ可哀相な気がします。

番組内では、マリ・アントワネットが王室の中で大きなストレスをかかえ、その解消法として贅沢な服装、装飾品、豪華な家具や調度品に走ったと説明していました。

その贅沢な暮らしぶりが民衆から「赤字姫」と呼ばれ反感を買いました。

王妃の部屋は豪華絢爛だったことを思い出しました。

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目がくらむ部屋です。

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マリ・アントワネットの子どもたちです。驚いたことに、この時代、出産は公開出産だったとか。

ストレスが溜まって彼女なりの方法で発散させるのも分かるような気がします。

ゲストには香山リカさんも出演されて、カウンセリング用語を織り交ぜて分析していました。

マリ・アントワネットを題材にした漫画「ベルサイユのばら」の作者の里中さんも出演されていました。

あの少女漫画好きでした。

当時は、フランス社会よりもマリ・アントワネットや男装の麗人オスカルのロマンスのほうに目がいっていました。

また読みたくなり大人買いをしてしまいそうです。


2013年9月22日日曜日

【暮らし】秋晴れ


今日は秋晴れの爽やかな一日でした。

季節は確実に移り変わっています。

実家の母からのみまもりケータイの第一声も「涼しくなったね~」です。

毎日畑に顔を出して野菜の世話をしている母は、夏の陽射しの強さや少しずつ和らいで秋の気配を感じるなどいつも天候とともに日々の暮らしがあります。

朝陽とともに起き、自分のことは自分でやって、楽しみの畑仕事をやり、夜になると早々と寝る、そんな単調な生活が繰り返されるのですが、よくよく考えてみればとても有り難いことだと気づきます。

明日も休日です。

張り切って早起きをしようと思っていますが、今夜もまた夜更かしをしてしまいました。

2013年9月20日金曜日

【iPhone5s】iPhone5sを予約しました


巷を賑わせているiPhone5sを予約しました。


現在使っているiPhone4sから最新のものにかえることになりました。

私は新しい商品が発売されたからといってすぐに飛びつくタイプではないのですが、夫の勧めにより一大決心をしました。

iPhoneやパソコンの操作は夫の助けにより何とかこれまでやってきました。

新しいiPhone5sもまた夫の協力頼みですが、慣れれば何とかなると自分に言い聞かせています。

色はゴールドです。

洗練されたデザインのiPhone5sを手にしたときは感動すると思います。

手元に届くのはまだ先になると思いますが、待っているのもまた楽しいものです。

私の周りの主婦たちの間でもiPhoneへの関心が高まってきました。

アップル愛好家の人にとっては、中高年の主婦が老眼鏡をかけてiPhoneをノロノロ操作する姿は見たくないでしょうね。

とにかく頑張ります!!


【懐かしい】新川二郎さん 東京の灯よいつまでも


ラジオから懐かしい歌が聞えてきました。

この歌が大好きで懐かしいというわけではないのですが、つい歌ってしまいました。

その歌は新川二郎さんの「東京の灯よいつまでも」です。

「雨の外苑 夜霧の日比谷~」と歌は始まるのですが、この歌が流行った頃はまだ子どもだったので、「夜霧の日々や」だと思っていました。

何故こんな地味な歌を子どもが歌っていたかといえば、新川二郎さんは郷土が生んだ期待の歌手だったからです。

新川二郎さん以前には石川県からはテレビで活躍するような歌手はいなかったような気がします。

大人たちはこぞって「東京の灯よ」を口ずさみ、そして応援していました。

祖母でさえよく歌っていました。



真面目そうな顔立ちの新川さんは、真面目な歌い方で歌い上げていました。

わが家には祖母がいて、父や母はいつも忙しく、家族揃ってどこかへ遊びに行くということがほとんどありませんでした。

わが家だけではなく当時はどこの家庭でもそうでした。

そんな時代に郷土出身の歌手がテレビに出るというので県民あげての大声援につながり、大人から歌詞も分からない子どもまで口ずさんだというわけです。

現在の生活に比べれば決して豊かな時代ではありませんでしたが、大切な思い出の一コマです。

2013年9月18日水曜日

【ベルギー】アップルのフォトブックが届きました


三連休に娘たちが作成したフォトブックが予想を越えた早さで届きました。

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最近は旅行の写真をTOLOTのミニフォトブックにして残していたのですが、今回の娘たちのアップルのフォトブックは写真も大きくて、とても見応えがあります。

TOLOTは価格も手ごろだし文庫本サイズなので持ち運びやすく、旅行のお土産とともに、写真を見せてあげるときなどに重宝します。

今回の娘たちのように、一生の思い出としてハイクオリティなフォトブックにして残しておきたい場合には、アップルのフォトブックはうってつけのフォトブックです。

コメントも入れることができるし、何よりもお洒落感が随所にでています。

価格は6000円程でしたが、納得の仕上がりです。

数年前までわが家もよく利用していましたが、当時は発注から到着までかなり日数がかかりました。

今回は驚きの早さで届いたので娘たちは喜んでいました。

【みまもりケータイ】電源がきれました 2回目


実家の母がみまもりケータイを使い始めて約10ヶ月程経ちました。

最初の頃は操作に慣れなくてトラブル続出でしたが、最近はすっかり慣れて電話で話すことを楽しみにしています。

病院や買い物、畑仕事のときにも携帯しています。

電話がかかってきたときに傍に知人がいたりすると、電話終了後にみまもりケータイの話題になることも多いようです。

高齢の母がケータイ電話を持っていることを感心してくれる人もいるそうです。

そんな時は、誇らしいやら嬉しいやらといった気持ちになるそうです。

80を過ぎた母が、人から感心されることはほとんどないですが、このみまもりケータイを使いこなすことで母の晩年は大きく変わりました。

そして、今日、本当に久々にトラブル発生です。

現在、眼帯着用の母は、はっきり字が読めないそうです。それで、昨夜充電をしたつもりだったのですが、充電器にうまくケータイを装着できず、電源が完全に落ちてしまいました。

これは母の力では何ともならないので、同居している弟に助けてもらうしかありません。

すっかり自信をつけていた母の久々のトラブルでした。

2013年9月16日月曜日

【暮らし】娘が帰っていきました


三連休を楽しんだ娘は今夜の新幹線で関東に帰っていきました。

台風18号の影響を受け、予定時間を45分程遅れて新幹線が到着したそうです。

ホームで新幹線を待っている間に体が冷えたと言っていました。

急に季節が変わったかのようです。

土曜日の夜は暑くてエアコンをつけて寝たというのに、今夜はタオルケットでは風邪を引きそうです。

昔から「暑さ寒さも彼岸まで」と言われますが、その通りです。




【暮らし】三連休


三連休は娘たちが帰っていたこともあり、普段の食生活に比べ、つい食べ過ぎました。

先程も夜11時を過ぎていたのですが、娘とバームクーヘンを薄く切って軽いお茶タイムをしてしまいました。

そして、体重計に乗ってみると案の定、ここ2日間で軽く1㎏アップ、夫は2㎏アップです。

家族が揃って食卓を囲むと食事が美味しく、2日間ともご飯をおかわりしてしまいました。

三連休が終わって日常の生活が始まったら、規則正しい食生活と週末ウォーキングを復活させて、体重をおとしたいと思います。

台風が接近していますが、まだ外は静かです。

早めに休むことにします。

2013年9月14日土曜日

【ベルギー】ブルージュ ギルドハウス


久しぶりに娘たちが帰ってきました。

8月に行ったベルギー旅行のフォトブックを作成するためです。

1,000枚以上撮ってきた写真を厳選し、1冊のフォトブックにします。

娘たちには一生の思い出に残る楽しい旅行だったらしく、その思い出を形にして残しておきたいということでした。

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フォトブックの表紙を飾る写真がこれです。ブルージュのマルクト広場に立ち並ぶギルドハウスの風景です。広場を囲むように立ち並んでいます。海洋交易で財を築いたハンザ商人たちによる富の象徴なのだとか。

童話に登場するような可愛らしい建物です。

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青い空、広場でくつろぐ人々、鐘楼、どれをとっても素敵でいかにもヨーロッパの風景という感じです。

丸一日近くをかけてフォトブックが完成しました。



2013年9月13日金曜日

【スペイン】サフラン


スペイン旅行が終わってから2週間程経ちました。

2週間しか経っていないのに、もう随分前の出来事のように思えます。

旅行のまとめをブログに時系列に書いているのですが、もう終盤に近づきました。一気に帰りの飛行機の中の様子にいくのは寂しいので、思いつくままに進めていくことにします。

帰国後、スペインのことを改めて調べているうちに、やり残したことがいくつもあることに気づきました。

主に食べ物関係のことです。

家に帰って、入場券や旅先でもらった地図や資料を整理していたら、ミハスでもらった手作り地図を発見しました。



友だちへのお土産に100%無添加オリーブオイル石鹸を買ったNOVOのオーナーさんの手作りの地図です。

この地図を見ながら散策すればよかったのですが、小さな町なので地図なしで歩き回っていました。

地図にはミハスのお土産が紹介されていました。

お土産の1つに高品質のスペイン産サフランが紹介されており、日本の10分の1の値段だと書かれています。

パエリアを家で作る友だちがサフランが手に入らないのでカレー粉で代用すると言っていました。

サフランなら日持ちを気にすることはありません。

サフランをお土産に買ってくればよかったなと今になって思っています。

【スペイン】スペイン広場 ドン・キホーテの像


小説「ドン・キホーテ」が、いかにスペインの人たちに愛されているかスペイン広場に行ってよく分かりました。

マドリッドの中心部の大通り「グラン・ビア」の西の外れにスペイン広場はありました。

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広場の中央には、セルバンテスのモニュメントがありました。セルバンテスの前には、ドン・キホーテと従者サンチョ・パンサの像があります。

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ここは写真撮影のスポットになっていて、観光客が入れ替わり立ち替わり写真を撮っていました。モチロンわが家もドン・キホーテ一行と一緒にパチリ。

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ドン・キホーテとサンチョ・パンサの像を見つめるセルバンテスの像です。像の後ろには高層ビルが立ち並んでいます。

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セルバンテスの記念塔の裏側です。噴水はヨーロッパの公園にはなくてはならない設備です。かなりの水量でした。この噴水の前で私たちツアー仲間とガイドさんで記念撮影をしました。

ドン・キホーテがスペインだけではなく世界中で愛される理由はどこにあるのか考えてみました。

ドン・キホーテが若いイケメン男性だったらどうでしょう。

イケメン男性には、「冒険の旅」や「自分を伝説の騎士と思い込む」など似合いません。

痩せこけた初老の男性がロマンを求め、旅をするからこそ、どこか可笑しく声援を送りたくなるのかもしれません。




2013年9月12日木曜日

【スペイン】ドン・キホーテの道


スペイン5日目、メスキータを見学した後、バスはラ・マンチャ地方のコンスエグラを目指しました。

コンスエグラは、「ドン・キホーテ」の舞台ラマンチャ地方の小さな都市です。

丘の上までバスで上がっていくと、急にこんな景色が広がっていました。

風車

青い空と風車、古城と眼下に広がる小さな村がいかにも小説の舞台になりそうです。

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「ドン・キホーテの道」という案内がありました。

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ふもとの村にはこんな像が立っていました。痩せこけたドン・キホーテが空を眺めています。

ドン・キホーテの名前は知っていましたが、小説は読んだことがなく、冒険の旅の話だと思っていました。

小説の内容を知りたかったので、「ドン・キホーテ」と検索すると、店舗情報が書かれていました。あのディスカウントストアがすぐに出てきました。その中で、社名の由来が書かれていました。

スペインの文豪、セルバンテスの名作「ドン・キホーテ」にちなんで名付けました。
既成の常識や権威に屈しないドン・キホーテのように、新しい流通業態を創造したいという願いを込めています。

小説のドン・キホーテからその名前を付けられたことが分かりました。

ウィキペディアによれば

騎士道物語(当時のヨーロッパで流行していた)を読み過ぎて妄想に陥った郷士(下級貴族)の主人公が、自らを伝説の騎士と思い込み、「ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ」(「ドン」は郷士より上位の貴族の名に付く。「デ・ラ・マンチャ」は「ラ・マンチャ地方の」の意で、出身地を表す。つまり「ラ・マンチャの騎士・キホーテ卿」と言った意味合い)と名乗り、痩せこけた馬のロシナンテにまたがり、従者サンチョ・パンサを引きつれ遍歴の旅に出かける物語である。
と書かれています。

小説の中のドン・キホーテは、風車を悪い巨人と勘違いして戦いを挑んだと書かれていますが、いろいろ調べてみると、風車はオランダを象徴していて、風車に吹き飛ばされるということは、スペインからオランダが独立をすることが暗示されているという説もあるのだとか。

そのあたりのスペインの歴史を知らないと作者セルバンテスの深い考えが読み取れないのかもしれません。

2013年9月10日火曜日

【スペイン】車窓からの風景


今回のスペイン旅行は見どころ満載の充実したツアーでした。

ツアー参加人数が少なくて、まるで家族旅行のような感じでした。

これまで参加したツアーは、大人数のことが多く、観光名所で写真を撮るのも時間がかかるし、レストランでの食事のときも全員にお料理が行き渡るのも時間がかかりました。

今回は少人数でしたが、パンフレットの「足元ゆったりバス利用。通常、バスのシートピッチ約75㎝に対し、約90㎝のバスを用意します。」の謳い文句どおりの大型バスでの移動でした。

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添乗員さんも一応マイクを使って説明してくれましたが、バスの前方のほうにそれぞれ座ったのでマイクがいらない位でした。車内はこんな感じです。どこに座っても自由なのですが、いつの間にか定位置が決まっていました。バスの乗り降りもあっという間です。

スペインの国土は広く、移動時間はかなり長いのですが、添乗員さんの話に耳を傾けながら車窓の風景を楽しみました。

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バレンシアに向かう途中、添乗員さんが、丘の上の巨大な牛の看板は、酒造会社の宣伝用の看板だと教えてくれました。注意して外の景色を見ていると発見しました。

本物の牛が丘の上からこちらを見下ろしているかのようです。

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こんな看板もありました。これも酒造会社の看板で「ぺぺおじさん」というそうです。カッコイイ姿です。

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高速道路の周辺にはほとんど看板がなく、この牛や馬やぺぺおじさんの看板が突然現われると目を奪われてしまいます。

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アンダルシア地方は、どこまでもオリーブの畑が続いています。道路のそばからはるかかなたの山の頂上までもオリーブ畑が広がっていました。

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オレンジの畑もありますが、それよりもオリーブの畑です。

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オリーブの木が育たないような荒れ地にリュウゼツランが植わっていました。かつて、そのトゲトゲの固い葉っぱに車を傷つけられたあのリュウゼツランです。開花するまでに100年かかると言われる程生長が遅い植物です。まさか、スペインでリュウゼツランの開花を見るとは思ってもみませんでした。

かつての悲劇を知っている夫が発見しました。写真の左側にあり、岩の高さに届きそうな位に茎が伸び、花が咲いています。

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太陽の国スペインと言われるだけあって、大がかりなソーラーパネルが設置されています。

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こんなホテルがありました。日本では絶対みられない色彩の建物です。情熱の国スペインならではです。

旅行中の移動時間は長かったのですが、スペインの景色をこの目に焼き付けておこうと思い、ずっと外の景色を眺めていました。